街角にひっそりと佇む新しい洋菓子店「パティスリーシュエット」。
2024年9月にオープンしたばかりですが、既に地元で評判となり、常連客も増えているようです。今回は、その店長さんにお話を伺いました。
まず最初に感じたのは、店内に漂う甘い香り。焼き菓子や生ケーキが所狭しと並び、そのどれもが美しい仕上がりで、思わず目を奪われました。
特に目を引いたのは「和栗のモンブラン」。
店長によると、これはお店の一番人気の商品だそうです。
「うちでは、特に地元の食材を使った商品を大事にしています。和栗のモンブランは、その代表的な一品です。お客様がプレゼントや自分へのご褒美として、喜んでいただけるようなケーキを作っています」と店長は語ります。
季節に合わせた商品展開も魅力の一つ。秋には栗やかぼちゃを使った商品、夏にはフルーツをふんだんに使った商品など、訪れるたびに新しい味に出会えるのは嬉しいポイントです。
商品だけでなく、このお店が愛される理由の一つは、店長の温かい接客にあると感じました。取材の中で何度も印象的だったのは、店長が「お客様との会話を大切にしている」と繰り返し語っていたことです。
「もちろんケーキの話もしますが、それ以外にお客様のお召し物やバッグのこと、どこから来られたのかなど、少しでも雑談をするようにしています。せっかく来ていただいたのですから、ただ商品を買うだけでなく、楽しい時間を過ごしていただきたいんです」とのこと。
お店には、男性のお客様も多く、作業服を着た方が一人で訪れることもよくあるそうです。最初は少し恥ずかしそうにしている方も、何度か通ううちに、店長と顔を合わせて話をするようになるとのこと。
このように、来店したお客様が次第に心を開き、リピーターになる様子が目に浮かぶようでした。
店長は今後、さらにお店を盛り上げるためにSNSを活用していきたいと考えているそうです。実際、インスタグラムで定期的にお店の情報を発信しており、フォロワーも少しずつ増えているとのこと。
今後は、季節ごとの新作やデコレーションケーキの紹介など、SNSを通じて広く発信し、さらに多くの人にお店を知ってもらいたいと意欲的に話してくれました。
また、地元でのイベントへの参加にも積極的。地域とのつながりを大切にし、地元の人々との関わりを深めていく姿勢が、店長の人柄をよく表していると感じました。
「ケーキだけでなく、お客様との会話や、心に残る接客を提供したい」。そんな店長の思いが、お店の随所に感じられました。
ただ甘いものを提供するだけでなく、訪れるたびに笑顔になれる、そんな洋菓子店「パティスリーシュエット」。ぜひ一度足を運んで、その魅力を体験してみてはいかがでしょうか。