水の神様”カッパ”に見守られる、田主丸。
”カッパ”のイメージとして「なんだか怖そう」という声も聞こえますが、決して怖くはありません。
カッパは、実は妖怪ではなく、水の神様。
だからこそ、きれいな水のほとりに住み、住民と仲良く(イタズラ好きとは言われていますが)共存しているのです。
田主丸は筑後川に抱かれ、巨瀬川が町中を流れる環境。
もし、現代の世にカッパが居たとしても、納得の町と言えるでしょう。
豊かな水源を活かした飲食や温泉が楽しめる田主丸。
水の神様”カッパ”に見守られているのですから、それはもう、素晴らしくて当たり前、なのかもしれません!
カッパと一緒に、 フォトジェニックな一枚を!
田主丸を訪れたら、どんどん目に飛び込んでくるカッパ達。
それもそのはず、田主丸のありとあらゆる所にカッパの像や絵があり、その数なんと300超え!町で作ったものだけでなく、個人の力作もあり、実はいまも増え続けているカッパ達。
石像、金属、建物と、どれもかわいく個性的なので、お好みのカッパを写真に収めていくのも、田主丸旅行の楽しみ方のひとつですよ。
そして、数あるカッパの中でもとりわけ注目なのが、”カッパの手のミイラ”。
もちろん、田主丸でしか見られません。神社…ではなく、”あけぼのや”という和菓子屋さんが保管しています。
非公開なので簡単には見られませんが、もし見られたならラッキーかも!
イヤなことがあっても、”屁のカッパ”!
「屁のカッパ」という言葉、聞かれたことがあるかと思います。
その由来は、「木っ端の火(こっぱのひ)」。
それが、いつの間にやら「カッパの屁」となり、江戸時代の流行りに乗って「屁のカッパ」とひっくり返され、今に伝わります。なかなかの変化にちょっとビックリしますが(笑)、その意味は「木屑が一瞬で燃え上がるように、取るに足らないこと」というもの。
疲れた心にやさしく響きますよね。
イヤなことがあっても、田主丸のかわいいカッパを思い出し、「屁のカッパ!」と思って頂けたなら、嬉しい限り。そして時おり、疲れたココロとカラダを癒しに、田主丸に遊びに来てくださいね!