小さな町にひっそりと佇むかき氷のお店。2025年5月3日にオープンしたばかりの『みのうかき氷商店』。
看板を目印にたどり着いたその店内は、手作りの温もりと心地よい空気に包まれていました。
メニューには、通年で楽しめる定番のかき氷が3種類。さらに、季節ごとに新作が登場します。看板メニューはRestaurantSpoon監修「金のピスタチオ」イタリア産の上質なピスタチオペーストを贅沢に使用した、自家製ピスタチオクリームをご堪能ください。
また、特にこの秋は、昔ながらの製法でじっくり焼き上げる「壺焼き芋」の販売を予定。さらに、その焼き芋を贅沢に使った「焼き芋かき氷」もデビューするとのことで、ますます期待が高まります。



お店を始めたきっかけを伺うと、「お孫さんが誕生し、美味しいものを食べさせてあげたいと思ったことが原点でした」とオーナー。もともとご主人と一緒にお店を構えたいという思いがあり、「お孫さんにも地域の皆様にも、安心で安全な食べ物を届けたい」という願いからスタートしたそうです。
そのこだわりは素材選びや製法にも表れています。例えば、人気メニューのひとつ「みたらし」の中に入っているあんこは、“発酵あんこ”と呼ばれるもの。砂糖を一切使わず、小豆と塩、そしてこうじだけで約10時間かけて仕上げるため、自然な甘みがじんわりと広がる味わいになっています。
オーナーは「砂糖を使わなくても、こんなに甘くて美味しいんだと知ってもらえたら嬉しいです」と笑顔で語ってくれました。







「お客様に安心して食べてもらえるものを届けたい」という想いと、「ちょっと特別な時間を過ごしてほしい」という願いが込められた、温かみあるかき氷屋さん。ふと立ち寄れば、甘くてやさしい時間に包まれることでしょう。